magenta's blog

個人記録 日記 ひとりごとをつれづれなるままに綴っています

生い立ちルーツ #9

病院に到着すると、兄はすでに息を引き取った後だった。

霊安室に案内され、久しぶりに会った兄の姿は、
安らかな顔で、本当に死んでしまったのか、
にわかには受け入れがたい心境だった。
でも、目の前には、
「もう死んでいます」
という事実だけが大きく立ちはだかり、
その現実に、崩れるように泣いた。

15年の人生。
どこで人生が狂ってしまったのか。
何を普通と呼んでいいのかわからないが、
ただ、「普通じゃないことが起きている」
ということだけがわかった。

生きているとこんなにも辛いことがあるのか。
苦しくてたまらなかった。
朝が来るのがこんなに苦しいのか、と思い知った。

つづく