magenta's blog

個人記録 日記 ひとりごとをつれづれなるままに綴っています

生い立ちルーツ #11

鹿児島から駆けつけた父を、妙にさめざめとした気持ちで眺めた。

突然家出をし、電話で家族に事情を話したものの、何の音沙汰もない父親を、
わたしは、もはや父親として認めなかった。
いや、認めるわけにはいかなかった。

突如として家族を奈落の底に突き落とした本人にかける言葉はなかった。
息子と対面して泣く父親に、
「てめぇがこんな目にしたんだ!
吐くまで、詫びろ!」
と、怒鳴り散らしたい気持ちがした。
もちろん、そんなことはしなかったし、
言いがかりもいいところだった。

父の感情が落ち着いた後、家族に対して、まだなお父親面するのに、苛立っていた。
やはり、息子と悲しみの対面をしてるところに、トドメを刺してやればよかった。

てめぇなんか、消えてしまえ!
ぶっ飛ばしてやりたかった。

つづく